厚生労働省発表
平成17年6月17日(金)
担当 労働基準局労災補償部補償課
職業病認定対策室
室長 伊藤 治
室長補佐 黒谷 一郎
電話 5253-1111 (内線5569)
夜間直通 3502-6750
脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況(平成16年度)について
今般、平成16年度の「脳血管疾患及び虚血性心疾患等(「過労死」等事案)の労災補償状況」及び「精神障害等の労災補償状況」がまとまった。1 脳・心臓疾患の労災補償状況(別添資料のとおり)
(1) 請求件数は816件であり、前年度に比べ74件の増加(10.0%増)。
(2) 認定件数は294件であり、前年度に比べ20件の減少(6.4%減)。
(3) 業種別では製造業の請求、認定件数が増加。
(4) 職種別では専門技術職の請求、認定件数が増加。
(5) 年齢別では40〜49歳、60歳以上で請求件数が増加。
(1) 請求件数は524件であり、前年度に比べ77件の増加(17.2%増)。
(2) 認定件数は130件であり、前年度に比べ22件の増加(20.4%増)。
(3) 業種別では建設業、卸売・小売業、医療福祉業の認定件数が増加。
(4) 職種別では専門技術職の認定件数が増加。
(5) 年齢別では30〜49歳の請求、認定件数が増加。
表1-1 脳血管疾患及び虚血性心疾患等 (「過労死」 等事案)の労災補償状況
(件)
年度
区分
平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度注)
1 本表は、労働基準法施行規則別表第1の2第9号の「業務に起因することの明らかな疾病」に係る脳血管疾患及び虚血性心疾患等(「過労死」等事案)について集計したものである。
2 認定件数は当該年度に請求されたものに限るものではない。
3 平成13年12月に脳・心臓疾患の認定基準が改正されている。
4 平成14年度以前の死亡に係る請求件数については把握していない。
図1-1 脳・心臓疾患に係る労災請求・認定件数の推移
[脳・心臓疾患に係る労災請求・認定件数の推移のグラフ+]表1-2 脳・心臓疾患の業種別請求及び認定件数一覧
年度
業種
平成15年度 平成16年度注
1. 業種については、おおむね「日本標準産業分類」により分類している。
2. 「上記以外の事業」に分類されているのは、不動産業、サービス業などである。
図1-2 業種別構成比
[業種別構成比のグラフ+]表1-3 脳・心臓疾患の職種別請求及び認定件数一覧
(件)
年度
職種
平成15年度 平成16年度注
1. 職種については、おおむね「日本標準職業分類」により分類している。
2. 専門技術職に分類されているのは、システムエンジニア、専門技術者などであり、技能職に分類されているのは、製造工、専門工事職などである。
図1-3 職種別構成比
[職種別構成比のグラフ+]表1-4 脳・心臓疾患の年齢別請求及び認定件数一覧
(件)
年度
年齢
平成15年度 平成16年度図1-4 年齢別構成比
[年齢別構成比のグラフ+]表2-1 精神障害等の労災補償状況
(件)
年度
区分
平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度注)
1 認定件数は当該年度に請求されたものに限るものではない。
2 平成11年9月に精神障害等の判断指針が策定されている。
図2-1 精神障害等に係る労災請求・認定件数の推移
[精神障害等に係る労災請求・認定件数の推移のグラフ+]表2-2 精神障害等の業種別請求及び認定件数一覧
(件)
年度
業種
平成15年度 平成16年度注
1. 業種については、おおむね「日本標準産業分類」により分類している。
2. 「上記以外の事業」に分類されているのは、不動産業、サービス業などである。
図2-2 業種別構成比
[業種別構成比のグラフ+]表2-3 精神障害等の職種別請求及び認定件数一覧
(件)
年度
職種
平成15年度 平成16年度注
1. 職種については、おおむね「日本標準職業分類」により分類している。
2. 専門技術職に分類されているのは、システムエンジニア、専門技術者などであり、技能職に分類されているのは、製造工、専門工事職などである。
図2-3 職種別構成比
[職種別構成比のグラフ+]表2-4 精神障害等の年齢別請求及び認定件数一覧
(件)
年度
年齢
平成15年度 平成16年度図2-4 年齢別構成比
[年齢別構成比のグラフ+]