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メモついでに走り書き(2004年6月)


2004年6月。院生になってから初のコラムです。いや、別に急に忙しくなったとか、そういうので書かなくなったわけではないのですが、なんだか間が開いちゃいました。間が開いたついでに、この「間」の間に何をやっていたのか、走り書いてみましょう(妙な表現)。

まず、学部を卒業してすぐにやったのが、「認定心理士」の取得申請でした。卒業証明書を添付して、申請しないといけませんので、それまで待ったわけです(ちなみに、仮認定といって、学部生の段階で申請しておくこともできるのですが、私はそれはやりませんでした)。

でまあ、この申請、結構大変でございます。特に大変なのが、取得単位表の作成でございましょう。

過去数年間に取った、講義名が幾分あいまいな科目のそれぞれを、単位表というでっかいピンク色した一枚の紙にちまちまと書き込んでいくこの作業は、思考と苦悩の連続。

「担当講師、だれだっけなあ……」
「内容って言われてもなあ……」

そんな感じで、長期記憶の中を引っ掻き回して、なんとかワーキングスペースまで呼び戻したものを、なんだかんだと咀嚼した上で、忘れないうちに書き込んでいくわけです(心理学的に表現)。

で、できあがったら、大学に持ってて教官に見てもらって、はんこ付いてもらわないといけない。ああ、そうだ。心理学研究法とか、実験実習とかの科目については、講義のシラバス(概要)を添付しなきゃいけないってんで、これもまた準備するの、大変でしたねえ。段ボール箱をずいぶんとひっくり返しました。

そんなこんなで作業が終わりまして、審査料としてなけなしの一万円を振り込み、配達記録郵便で学会に送りつけ(簡易書留は高いからね)。

で、送りつけた直後くらいの5月頭、引越しをいたしました。

生まれてこの方22年住み続けたその家を離れ、2LDK(和6、洋6、DK8)のアパートへと引っ越す作業は、意外とさっくり終わりまして、その日の夕方には段ボール箱も全部ぶっ壊し終わって、きれいに片付いちゃったりしちゃった。まあ、若干のトラブルもなかったわけではないですが、無事に引越しが終わったゴールデンウィークでした。

ちなみに、その頃の「ナガメノヒトコト」を読んでいた人は、その周辺でCSアンテナの設置に悩む私の姿を見たことでしょう。ちなみにあれ、いまだにちゃんとセッティングできてない。本調子で写ってなくても、「まあ写ってる」程度で満足しちゃって、直す気が起きないんですね。いかんいかん。そのせいで、この間の台風はえらい目に遭いました(くるくると風で回されるパラボラアンテナをきみは見たことがあるか?)。

で、この6月は、なんだか本屋行っちゃ、買っちゃ、読んじゃばっかしてますけれども(相変わらずの行動パターンです)、先ほど「認定心理士」の審査の結果が参りまして、以下の通りとなりました。

[結果通知+]

ということで、卒業してから今この瞬間までは、大体こんな感じですね。これから、認定料として、身包みはがされる感じで、三万円を振り込んでまいりたいと思います。

まあそんなこともありますが、院生生活は順調に高度を上げつつ、飛行し続けております。現在では深夜2時睡眠、午前7時起床という、非常に体に悪い生活にシフトし(といいつつ、学部時代もほとんど変わらない)、精神的な余裕はほとんどございませんが(対して、時間的余裕は結構ある)、毎日とりあえず生きております。

あと少ししたら、大学院入試のシーズンですから、あえていくつか申し上げておきたいと思いますが、院に進もうとお考えの方、よーくよーく考えてから受験されたほうがよろしいと思いますよ?

なんていうか、「勉強」の延長で院を考えちゃいけませんね、まず。ここはもう、戦場なのです。私の友人にいたっては、まだM1(修士課程1年のこと)になって2ヶ月ほどだというのに、5月は学会発表へと地方に駆り出され、その舌の根も乾かない今、6月は、夏に向けての英語論文作成をしております。それ以外に、ちゃんと授業受けたりなんだりしているんだから、すげえ感じ(ていうか、この世界ではそれが当たり前なのですが)。

ちなみに、この先も学部生のような長い夏休みなど取れる状態ではなく、パッと見、普通の社会人と変わらないほどの休み具合。休日出勤、当たり前!の世界でございます。本を読んだら、手を動かし、また本を読んだら、手を動かすその毎日は、好きじゃないとできません。正直、懐具合も結構ヤバくなりますですよ(本って、高いんだよねえ)。

ということで、好きな人のみ、大学院に来るとよいでしょう(^^;) 8月の末から9月の頭くらいに試験がある方が多いと思いますが、その際は事前に万全な対策を。脆弱な準備ではダメです。

さあて、あと数日したら2004年も7月でございます。7月は学期まとめでいろいろ書かなくちゃいけないわ、まだまだあるか試験だ!なんて具合で、がんばらないといけない季節なのですが、その割には、じめじめ雨々でして、気合が入りません(私は湿気に弱いのです。肌もやられ、精神もズタズタになる)。ゆるりとがんばっていく所存です。

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