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ニュース

リンダ・トーマスグリーンフィールド米国国連大使来塾

2024/04/26

4月18日、リンダ・トーマスグリーンフィールド米国国連大使が、慶應義塾大学三田キャンパスを訪れ、本学大学院理工学研究科でAI関連研究を行う学生11名と交流しました。先月21日、国連総会において米国主導により日本を含む120以上の国・地域が共同提案したAIの開発や利用などに関する決議案が採択されました。このように世界的にもAIにますます注目が集まる中で、4月9日、本学は、米カーネギーメロン大学ともに、企業パートナーを交えてAI関連研究で協力することを発表しています。
【ニュース】天谷常任理事がアメリカ商務省にて日米共同AI研究パートナーシップに署名

今回のトーマスグリーンフィールド国連大使との交流セッションは、本学でのAI関連研究について学生たちの生の声を聞きたい、という同大使の意向を受けて実現したものです。

交流セッションではまず、3名の学生が、同大使のほか、伊藤公平塾長、辻?清人外務副大臣を前に、研究プロジェクトのデモンストレーションを行いました。そのうち「太陽フレア予測システム」は、太陽表面上で発生する爆発現象の発生を事前予測するAIシステムであり、世界で初めて専門家の予測精度を超えることに成功しています。大規模な太陽フレアは、通信障害や衛星測位障害、放射線被ばく等の悪影響を及ぼします。最大規模の太陽フレアが起こった場合の被害額は約1630億ドルと推定されており、被害を未然に防ぐために正確な事前予測が必要とされています。
[ACCV22]Flare Transformer Solar Flare Prediction using Magnetograms and Sunspot Physical Features

大使からは、学生たちに向けて、リモート通信など、かつてSFの世界にしか存在しないと思われた技術が今、現実のものとなっているが、みなさんには、AIやその他の技術を駆使して研究を推進し、世界のすべての人にとって、より安全で公平な未来社会の実現に貢献してほしい、との期待と励ましのことばが贈られました。

デモンストレーションに続いて、伊藤公平塾長の司会進行のもと、質疑応答が行われました。学生から大使に寄せられた質問の中には、AIを使って言語を学ぶとしたら何語を選ぶか、といったものもありました。大使は、お孫さんが話すというエチオピアのアムハラ語を学びたいと笑顔で答えました。セッションは終始、和やかな雰囲気の中で行われました。

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学生からの質問に答えるトーマスグリーンフィールド米国国連大使

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デモンストレーション後、学生に質問するトーマスグリーンフィールド大使

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セッション終了直後

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(左から)トーマスグリーンフィールド大使、辻?外務副大臣、伊藤塾長

撮影:竹松 明季

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