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新入生が語る慶應法学部

慶應義塾大学法学部ってどんなところ?

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慶應義塾大学法学部を選んだ理由は何ですか?

Hさん? 私はアメリカ生まれで、4歳から7歳までフランスで過ごしました。その後、私立の中高一貫校へ進学しました。その高校の英語の授業がとても面白かったのです。テストありきの勉強ではなく、小説や時代背景と結び付けて根本の部分に触れながら学ぶという授業でした。大学でもそのような 学び方をしたいと思い、リベラルアーツ教育が充実している 慶應義塾大学を選びました。 法学部を目指したのは、高校生の時に参加した模擬国連 の活動がきっかけです。全国から集まった高校生が各国の 国連大使になりきって議論を交わし、政策を立案します。そ こで「理想」だけでは現実は動かせないということを実感し ました。政策の背景には「法」という揺るがない権威があり、 それが各国の文化に根ざしています。そこでしっかり「法」 を学んで、弁護士になりたいと思うようになりました。

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弁護士として
日仏間の架け橋になりたい

法律学科1年 Hさん

Sさん? 僕はインドネシアで生まれて、現地で15 年間を 過ごしました。高校生から東京へ来て、都立の高校に入学。 日本は今年で4年目になります。そういった背景から国際関 係に興味があり、法律と政治を両方学べる慶應義塾大学を 選びました。実際に授業が始まってみると歴史や経済史の授 業が面白く、それ以外にもなるべく幅広い科目に触れるように しています。自分が何に興味があるのかが分かりますし、教 養にもなるからです。1年生から2年生までは一般教養の科 目が充実しているので、自分の中に幅広い知見を蓄える期間 として考えています。

Wさん? 私は仙台市出身で、日本生まれの日本育ちです。 法学部に興味を持ったのは、小学生の時に見たドラマに憧 れて、検事になりたいと思ったのがきっかけです。ただ、そ れとは別に政治学科を選んだ理由があります。2014 年に選 挙権が18 歳に引き下げられた時、高校生だった私は、自分 が政治的意見を持っていないことに不安を感じました。そん な私に対して、父は世の中の情勢を“なぜ?” “どうして?” と深掘りすることの大切さを教えてくれました。世の中の情報 に対して受け身にならないように、政治と法律をバランスよく 学べる場として慶應義塾大学の法学部を選びました。

実際に授業を受けてみた感想はいかがですか?

Wさん? とても面白いです。今受けている授業で『日本政治 基礎』という科目があるのですが、戦時中の政治のやり方を取り上げています。たとえば、日本人の帰属意識や閉鎖性が どのように陸軍と海軍のズレに繋がっていったのか、という視 点です。これはどの国にも言えることで、ドイツのホロコースト も同じです。政治のあり方ひとつでこんなにも人は変わってし まう。その国の国民がもともと持っている気質があり、その思 考を時代ごとに反映しているのが政治ではないかと思うので す。私たちは政治を“制度” や“仕組み” のように捉えがち ですが、人間という存在そのものと結び付けて考えるという視 点は、大学ならではの面白さだと感じています。

サークル活動をしていますか?

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日本とASEANの関わりについて
学んでいきたい

法律学科1年 Sさん

Sさん? 国際関係会というサークル(I.I.R)に入り、米国 スタンフォード大学との交流プロジェクトを担当しています。海 外の学生と話していて感じるのは、歴史的事実に対する考え 方が根本的に違うということです。例えば、アジア通貨危機、 プラザ合意、第二次世界大戦などは実際に起きた事実です が、どこの共同体に属するかによって視点が全く違います。 議論するにしても、何が正しいという単一の見方は成立しま せん。ですから結論を求めず、思考を深めていきます。その 経験が、自分の視野を広げる機会として役立っています。

これから挑戦したいことや目標を教えてください

Hさん? 高校ではできなかった勉強の仕方ができるのが、 大学の良いところだと感じています。だからこそ、自分で選 択していく責任も感じています。私は法律系のサークルとバ スケサークル、絵画サークルにも入っていますが、それぞれ に色々な人がいて、様々な価値観に出会うのです。そこで 得たものを成長につなげられるかは自分の心がけ次第です よね。学生生活は無限ではないので、1 〜 2 年のうちに将 来のビジョンを描いて、それを自分の言葉で説明できるよう になりたいと考えています。現時点では、フランス帰国子女 である背景を生かして弁護士になり、日仏間の架け橋にな ることが目標です。

Sさん? 僕は東アジア情勢に興味があり、日本とASEAN (東南アジア諸国連合)の関わりに注目しています。日本は 先進国でありながら、少子高齢化で生産年齢人口が減少し ていきます。一方インドネシアは今まさに経済発展の最中で す。その両国がどのような関係を築いていくかは一つのモデ ルケースになるのではないでしょうか。そこには移民政策や 法整備なども関わってきますから、現在の学びの延長上にあ るのです。実際、今年8月に開かれたG7 広島サミットのユー スフォーラムで、各国の参加者60 人とともに“法” をテーマ にした小論を作成し、ASEAN各国の法務大臣に提出しまし た。そのような活動の場にこれからも積極的に参加していき たいと思います。

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日本の政治教育を変えていきたい

政治学科1年 Wさん

Wさん? 私は政治教育に関心があります。私がそうだったよ うに、日本の子どもたちは政治に対する関心が薄いですよね。 それは政治を身近に感じる機会が少ないからだと思います。 でも現実には、私たちの生活そのものが日本の政治のあり方 の結果ですし、今もその仕組みの中にいる。その認識なくして 生きていくことは、民主主義の国でありながら自国の政治に責 任を取れなくなってしまうことと同じではないでしょうか。です から、その現状を教育から変えていきたいと思っています。具 体的には、国家公務員になって政治が動く現場で力をつけた いと考えています。そしていずれは自分が中心になって日本の 政治教育を変えていくのが目標です。その夢に向かって、一 日一日のキャンパスライフを充実したものにしたいと思います。

慶應義塾大学法学部

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