学科主任が考える 社会学科とSDGs
社会のしくみや問題を見える化し、確かな社会構想を提案する力を
社会学は近代化と工業化の進む19世紀に誕生しました。自由で平等なはずの個人がいかにして社会秩序をつくるのか、また、なぜ貧困や劣悪な都市環境が発生するのかを、実証的に探究する学問が社会学です。それは「Society 5.0」であろうとも変わりません。社会学科では、社会学の理論や社会調査の技法を学ぶことで、社会のしくみや問題を見える化する力を身につけ、確かな根拠に基づいて社会に貢献する力を養います。階層や不平等、教育、ジェンダー、環境、労働、技術、地域、戦争、暴力、消費、社会運動etc.etc.多様な領域の社会学に加え、社会福祉学科の講義の一部も履修することができます。
社会学科主任 石原 俊 教授
Student's Voice
メディアに関する学びを活かし、念願のアナウンサーへ
東日本大震災の経験からラジオについて研究したいと考え、メディア社会学を目当てに入学しました。授業を通して学びが深まったのはもちろん、授業のまとめとして毎回教授から出される問いに答えるうちに思考力も磨かれました。毎回コツコツとまとめていたメディアに関する自分の考えを放送局の就職面接で話すことができ、念願の内定が得られた瞬間は感無量でした。また社会学科では、分野の垣根を越えて幅広く学べることが魅力だと感じています。興味の赴くままに多彩な授業を履修し、3年次には2つのゼミを掛け持ちしました。その時に身に付いた多角的な視点は、今取り組んでいる卒業論文にも活かされています。卒業後は、アナウンサーとしてスポーツ実況を務めます。今後も成長し続けられる大人でありたいです。
学科トピックス
社会学科の学びを通して自分らしい人生の物語を
社会学科のカリキュラム
確かな基礎を提供しつつ、一人ひとりの関心追究をサポートします
[sociolog...+]
社会学の対象は「社会」。具体的なテーマは無限にあり、社会を見る力を多角的に学ぶことができます。でもうっかりすると、あれもこれもで強みがないなんてことも。そこで社会学科では、社会学と社会調査の確かな基礎を身につけると同時に、ゆるやかなコース制で一人ひとりの研究テーマを探究できるカリキュラムを整えています。まず自コース科目を集中的に履修して関心が絞れたら、希望のゼミを選び、コースの縛りを外れて自分で履修をカスタマイズしましょう。
社会学を学んだ先には
他者と自己を深く理解する力は、多様なキャリアにつながります
[sociolog...+]
社会学科の学びで身につく社会のしくみと問題を見る力、いいかえれば、他者と自己を知り変革していく力は、あらゆる職業のあらゆる職種、あらゆる社会生活で役立ちます。不透明な現代社会では、キャリアを自ら構築することが要求されます。就職活動でも、大学時代に力を入れて学んだことをどう仕事に生かすのか、自分の言葉で語る必要があります。独自のテーマに関する知識と理解を深め、ゼミや調査実習、卒業論文に取り組むことで、自分だけの物語を紡ぎ出しましょう。
社会学部オリジナルサイト
卒業後の進路
入学試験制度一覧
[yamaguchi_r+] 在学生 2024.04.02 自らのチャレンジで、門を開く 社会学部 社会福祉学科 4年 山口 凜桜Rio Yamaguchi
[seo+] 在学生 2024.01.16 自分のためが誰かのために 社会学部 社会学科 4年 瀬尾 柚月Yuzuki Seo
[iwakura+] 在学生 2023.06.28 心を揺らし、問い続ける 社会学部 社会福祉学科 4年 岩倉 日南子Hinako Iwakura
おすすめ
Copyright ? Meiji Gakuin University All rights reserved.
PC版を表示