心理学研究科心理学専攻は、心理学研究科の「人材養成上の目的・教育目標」に基づき、心理学専攻の「人材養成上の目的・教育目標」を次のとおり定める。
博士前期課程
幅広い心理学的素養を基盤にし、社会の様々な支援や研究の場で活躍できる人材の養成、または後期課程に進み研究職を目指すために必要な研究能力を持つ人材の養成を目的とする。博士後期課程
個人への支援および地域社会への支援を実行できる実践家の指導者の養成および、基礎的研究、実践的研究、さらに両者を統合した研究を独立して行う力を持つ研究者の養成を目的とする。課程修了の認定・学位授与に関する方針 (ディプロマ・ポリシー)
心理学研究科心理学専攻は、心理学研究科の「課程修了の認定・学位授与に関する方針」に基づき、心理学専攻の「人材養成上の目的・教育目標」に沿った人間を育成するため、所定の期間在学して所定の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けたうえ、学位論文の審査および試験に合格することを課程修了認定と学位授与の要件とする。
博士前期課程
2年以上在学し、心理学専攻心理学コースについてはすべての必修科目および選択必修科目を含む36単位以上を取得し、心理学専攻臨床心理学コースについてはすべての必修科目および選択必修科目を含む49単位以上を取得し、かつ必要な研究指導を受けたうえで、修士論文を作成し、その審査および試験に合格しなければならない。加えて、以下を修得していることを要件とする。博士後期課程
3年以上在学し、論文指導教授の「特別演習」12単位、論文指導教授以外の教員が担当する「特別講義」4単位、合わせて16単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けたうえで、博士論文を作成し、その審査および試験に合格しなければならない。加えて、以下を修得していることを要件とする。教育課程の編成および実施に関する方針 (カリキュラム・ポリシー)
心理学研究科心理学専攻は、心理学専攻の定める「人材養成上の目的・教育目標」および「課程修了の認定・学位授与に関する方針」に沿って、次のとおり「教育課程の編成および実施に関する方針」を定める。
博士前期課程
〈心理学コース〉 基礎領域の心理学分野を中心に、個々人が関心のある領域の先端的知識と実証的研究方法を体系的に学び、主体的に実践・応用できるカリキュラムを組む。科目は、高度な専門的知識を学習する講義と実践的に実証研究を計画・遂行する技能を培う実習を組み合わせ、重層的に学びを深化することができる。学修の成果は必修科目の修士論文作成のほか、学内外での研究プロジェクトへの参加、学会での口頭・論文発表を通じて社会に発信することを促す。これらの学修を通じて、研究職に必要不可欠な研究倫理を身につけ、専門的知識や技能の習得のみならず、広く社会で求められる課題解決力、論理的・批判的思考力、情報分析力、統計解析力、情報発信力を伸ばすことができる。卒業後の進路としては博士後期課程への進学、公務員および一般企業を想定している。以上をふまえ、個々の学生の希望する進路や適性に合わせてきめ細かな研究指導を行う。〈臨床心理学コース〉 人々が抱くこころの問題を理解し援助するために、種々のアセスメントと心理療法を学習し、心理臨床に関する専門性の高い、さまざまな理論と実践を学べるようにカリキュラムを組む。必修科目では、まず臨床心理学特論で多面的な角度から心理臨床の事象を学習し、続いて、臨床心理面接特論において、相互の対人関係の根底をなす面接の方法について学べるようにする。さらに、保健医療、福祉、教育、司法犯罪、産業労働の各分野に関する心理的な支援の理論と実践等について学べるようにする。本コースは、特に実習に重点を置いているため、心理支援の基礎となる臨床心理基礎実習と、心理臨床センターおよび学外の協力機関において実際にクライエントの支援を行う心理実践実習を行い、心理的な援助の仕方を実践的に習得できるよう配慮する。心理臨床家としてのすぐれた臨床能力は、専門的研究能力と合わせて担保されるため、心理臨床に関する修士論文の作成を求め、研究倫理と高度な専門性を考慮したきめ細かな研究指導を行う。修了後、公認心理師試験、日本臨床心理士資格認定協会の認定する臨床心理士試験に合格し、保健医療、福祉、教育、司法犯罪、産業労働等の領域で活動することを想定したカリキュラムとしている。博士後期課程
心理学の全領域における研究者および臨床の実践家の指導者を養成するために、心理学に関する多角的視点を持つために必要な基礎心理学、発達心理学、社会心理学、精神医学、臨床心理学等、心理学の幅広い学問領域について学修し、修得するためのカリキュラムを提供する。博士論文の作成にあたっては主指導教授の指導に加え、副指導教授等からも助言や指導が得られるようなシステムとし、併せて主指導教授以外の心理学領域の教授等による科目の履修を必修とするカリキュラムを編成している。入学者の受入れに関する方針 (アドミッション・ポリシー)
博士前期課程・博士後期課程
心理学研究科教育発達学専攻は、心理学研究科の「人材養成上の目的・教育目標」に基づき、教育発達学専攻の「人材養成上の目的・教育目標」を次のとおり定める。
修士課程
幅広い心理学的素養を基盤とし、教育発達学の専門的知識・技能を生かして研究職を目指すために必要な研究能力をもつ人材、および多様な支援の場で活躍できる高度専門職業人の養成を目的とする。
課程修了の認定・学位授与に関する方針 (ディプロマ・ポリシー)
心理学研究科教育発達学専攻は、心理学研究科の「課程修了の認定・学位授与に関する方針」に基づき、教育発達学専攻の「人材養成上の目的・教育目標」に沿った人間を育成するため、所定の期間在学して所定の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けたうえ、学位論文の審査および試験に合格することを課程修了認定と学位授与の要件とする。
修士課程
2年以上在学し、すべての必修科目および選択必修科目を含む36単位以上を取得し、かつ必要な研究指導を受けたうえで、修士論文を作成し、その審査および試験に合格しなければならない。加えて、以下を修得していることを要件とする。教育課程の編成および実施に関する方針 (カリキュラム・ポリシー)
心理学研究科教育発達学専攻は、心理学研究科の「教育課程の編成および実施に関する方針」に基づき、教育発達学専攻の定める「人材養成上の目的・教育目標」および「課程修了の認定・学位授与に関する方針」に沿って、次のとおり「教育課程の編成および実施に関する方針」を定める。
修士課程
心理学、教育学、障害科学を融合した教育発達学総論、教育発達学特論などの研究基礎科目を 基盤としつつ、各自の興味関心にそった専門性を積み上げていく課題探究科目を配置する。 課題探究科目は、子どもの理解と支援における具体的な課題に直接的に対応した解決力を身につけるために、科目群を、「A 発達の理解領域」、「B 行動の理解と支援領域」、「C 学習の理解と支援領域」、「D 子どもの環境デザイン領域」の4つの領域に細分化している。領域を細分化することによって、それぞれが深めたい領域の課題に直接対応する専門的に焦点化された知識・技能を身につけることを目指す。 本専攻は、実習科目にも重点を置き、多様な現場での取り組みを実践的に学修することを目的として、教育発達臨床研究、教育発達臨床学外実習、障害児臨床実習、および障害児臨床学外実習を配置している。また、研究基礎科目、課題探究科目、臨床実習科目の3つの科目群の学修を総合して、大学院学生それぞれの興味関心に基づく研究テーマについて、研究指導教員の個別指導の下に修士論文を作成する科目も配置している。入学者の受入れに関する方針 (アドミッション・ポリシー)
修士課程
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