学科主任が考える 消費情報環境法学科とSDGs
本学科の特徴は、「消費者法」、「企業活動法」、「環境法」という現代社会の最先端の法を学ぶことです。3つの法はSDGsの目標と関連し、特に[教育]・[持続可能な消費と生産]・[気候変動]の3つが強く関連します。[教育]は、学生教育はもちろん、消費生活相談フォローアップ講座を公開講座として毎年開催し、「誰一人取り残さない」ための市民への教育を実践しています。[持続可能な消費と生産]は、消費者法や企業活動法の学びが直接関連しますが、ゼミの企業見学などでさらに学びを深めます。[気候変動]は、環境問題を科学的視点で学んだ上で、環境法制を学びます。以上、本学科では、法の学びを通じてSDGsについてより深く考えることができます。
消費情報環境法学科主任 穴沢 大輔 教授
私の学び
リーガルマインドを身に付け、社会へ羽ばたく
生活に身近な法律を学べることと、自分の興味を広げられるカリキュラムに魅力を感じ、消費情報環境法学科を選択しました。1年次は民法を学んで法学の基礎を固め、2年次は消費者法、3年次は企業活動法を中心に学んでいます。労働法や保険法を理解すると、よく見聞きする事例が実は違法だったと気付くなど、リーガルマインドを持って日常を観察する姿勢が身に付きました。特に印象的だったのは「国際消費者法」の授業。実際に日本の消費者法の制定に携わった教員から各国の消費者問題を学びます。海外と日本の事例を比較し、今後の日本の消費者法の在り方を考えています。将来は、アパレルやホテル業界で、労務に関する職種で活躍したいです。
Pick up ゼミ
法律人工知能
櫻井 成一朗 教授
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現在、AI(人工知能)は第三次ブームであり、AI社会を迎えようとしています。櫻井ゼミでは、法律を対象としたAIを中心に研究します。春学期は、法律の条文をコンピュータに搭載し、法的三段論法をコンピュータ上で実現します。秋学期は、最新のAI技術について学び、最新のAIが引き起こす問題、たとえば、自動運転自動車に関わる問題などについて法的観点から検討していきます。ゼミでの学びを通じて、将来のAI社会に備えたいと思います。
消費者法を手がかりに社会のあり方を考える
福島 成洋 准教授
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1回きりのお試しだと思って契約したら実は定期購入だった、子どもがおもちゃを誤飲してしまったなど、私たちの身近なところで様々な消費者問題が起きています。これらの消費者問題について考えることは、問題の原因となった社会的背景について考えることに繋がり、更には、社会の中で自分はどう生きたいのかを考えることへと広がっていきます。ゼミでは、現在の法制度やその運用(判決など)を学ぶとともに、ゼミ生が問題を解決するための立法提案を行い、ゼミ生と教員が一緒になって皆で議論しています。
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卒業後の進路
入学試験制度一覧
[syed+] 在学生 2024.04.18 周りを楽しませ、自分も幸せになる 法学部 政治学科 4年 ソイヤド ナフィウル ラハマンSyed Nafiur Rahman
[sekine_m...+] 卒業生 2023.12.12 明学で共に学んだ経験が、ニュース番組での「あうんの呼吸」につながっている 2016年 法学部 法律学科卒/2019年 法学部 消費情報環境法学科卒 関根 苑子/前野 智郎Sonoko Sekine/Tomoro Maeno
[sugo+] 在学生 2023.11.22 明学は、最後で最高の学生生活 法学部 グローバル法学科 4年 菅生 ジェレミー 健希SUGO Jeremy Takeki
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